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加納のリノベーションの現場、植栽や遅れていた照明器具なども入ってようやく完了して、写真撮影をしてきました。

元々仕出し屋さん＋住居という大きな建物を、外観を整え、使い勝手向上のため不要な部分は少し解体して、１階に多目的なビルトインガレージと仕事の打ち合わせスペース、２階を住居スペースにリノベーション。

南北に細長く、両隣も近い。南側には5階建てのビルが境界線いっぱいまで建っている街中の土地、どの部屋も暗い印象でした。また築10年ですが、窓や断熱の性能は私たちが求めているものには全然足りていない状況。意匠を性能の向上のため、内装はすべて解体して、断熱と気密をしっかり取り、既存窓には内窓を設置。暗さの解決にはトップライトを新設しています。水まわりの位置は変えず、間取りは生活スタイルに合わせ大幅に変更、特に家事動線に拘った仕様になりました。

LDKは広さを活かし、大きな造り付けソファとデスクスペースで空間を緩く仕切っています。ウェグナーのダイニングテーブルにスノーボール、キッチンは既製品と造作家具の組み合わせで、部屋の大きさと使い勝手にフィットさせました。

beforeの面影がほとんどないくらいとても良い感じになりました。工務店の方のお宅ということもあり、倉庫に眠っていた材料の活用もしています。

見学も可能ですので、ご興味ある方はご連絡ください。